研究計画
2016/08/31 / KOBE-IRB-16-25 / オプトアウト
癒しによる抗疲労効果の神経基盤研究
試料・情報の利用目的(他機関への提供方法)/研究の意義及び目的
本研究では、急性の精神的な疲労状態において、癒し効果が期待される画像が疲労に与える影響について、機能的磁気共鳴画像法(fMRI: functional Magnetic Resonance Imaging)を用いて関連する脳部位の同定を行い、癒しの抗疲労効果に関わる神経回路、神経メカニズムを明らかにすることを目的とする。
試料・情報の利用方法(他機関への提供方法)/研究方法
本研究では18歳以上の健常者を対象に質問票、自律神経機能、認知機能、MRI画像、表情画像の測定を行います。取得したデータは匿名化され,専用の統計解析ソフト、画像解析ソフトを用いて解析を行います。そこから得られた研究結果は、学会や論文等に公表され得ます。この際にも個人が特定されないようプライバシーに配慮し取り扱います。
試料・情報の利用方法/入手するヒト由来試料等
種類 | 採取機関 |
MR画像 | 理研の研究実施者が理研CLSTまたは生理研のMR装置を用いて測定する。 |
質問票 | 理研の研究実施者が理研CLST MI棟の医務室,IIB棟のS201・S202 室,または生理研のMR装置の操作室で測定する。 |
認知機能 | 理研の研究実施者が理研CLSTまたは生理研のMR装置内で測定する。 |
自律神経機能検査(脈波・心電図計測) | 理研の研究実施者が理研CLSTまたは生理研のMR装置内で測定する。 |
表情等データ | 理研の研究実施者が生理研のMR装置内で測定する。 |
利用する者の範囲/共同研究機関名・利用目的
- 機関名:自然科学研究機構生理学研究所
- 利用目的・役割・分担:被験者の募集、ヒト由来試料/情報の採取/測定
利用する者の範囲/共同研究機関以外の外部への提供・利用目的
なし
他研究計画における情報の利用
なし
試料・情報の管理責任者氏名等/研究実施責任者所属・氏名・職名
ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム・水野 敬・上級研究員
研究対象者が識別される資料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止 /同意の撤回があった場合の対処方法
随時同意撤回を可能とし、試験協力拒否・同意撤回により不利益を受けないものとする。同意撤回後は、直ちに試料及び収集データを廃棄する。ただし論文等で既に研究成果が公表されている場合は廃棄できないこととする。
研究対象者等の求めを受け付ける方/連絡先
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム 水野 敬
Tel: 078-304-7124 Fax: 078-304-7126, e-mail keimizuno[at]riken.jp
Emailでお問い合わせ等の際には[at]は@に置き換えてください