
今、神戸でアツい科学
さまざまな研究がおこなわれている理化学研究所。神戸キャンパスで研究をしている計算科学、計算機科学、生物学の5名の研究者から今取り組んでいるアツい研究の話を聞いてみよう!質問しよう!
今回は理化学研究所一般公開in神戸2025の会場で開催します。
開催日時:2025年10月4日(土)10時30分 〜 15時15分
時間割
1限目: 2025年10月4日(土) 10時30分 〜 11時15分
親になる脳のしくみ
田坂 元一 上級研究員
(理化学研究所 BDR 比較コネクトミクス研究チーム)
私たちが日々行う行動の多くは、脳の中の神経回路によって生まれます。この 20 年で神経科学の研究ツールは大きく進歩し、脳の働きを細胞レベルで観察したり操作したりできるようになりました。本授業では、神経科学の最先端技術を紹介しながら、私自身が取り組む「親になる脳」のしくみ、特に子育て行動がどのように脳の中で生まれ学習されていくかについてお話しします。
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田坂上級研究員はこんな人! 中学生・高校生の頃ハマっていたこと:野球 |
2限目 2025年10月4日(土) 11時15分 〜 12時
高校数学で解き明かす、量子コンピュータって何?
小野寺 民也 副部門長
(理化学研究所 R-CCS 量子HPC連携プラットフォーム部門)
まだまだ黎明期ながら、大規模化すれば異次元の計算パワーを発揮する量子コンピュータ。その計算の仕組みは、線形代数という数学で表されます。ベクトルや行列など高校で学ぶ数学を動員して、その仕組みを少し覗いてみましょう。
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小野寺副部門長はこんな人! 中学生・高校生の頃ハマっていたこと:フォークソング(特に吉田拓郎や井上陽水の歌) |
3限目 2025年10月4日(土) 13時 〜 13時45分
“体の基本設計図”はなぜ変わらない?発生と進化の不思議
内田 唯 特別研究員
(理化学研究所 BDR 発生幾何研究チーム)
動物はそのグループ(分類群)ごとに共通の特徴的な形を持っています。例えば鳥には鳥らしい、昆虫には昆虫らしい形がありますよね。特に私たち人間を含む「脊椎動物」は、海・陸・空などとても多様な環境に暮らしているのに、数億年以上も脊椎動物共通の形、ボディプランを保ち続けています。これは一体なぜでしょうか?この授業では、形づくりの過程である発生プロセスに注目して、最近の研究でわかってきたことをお話しします。
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内田特別研究員はこんな人! 中学生・高校生の頃ハマっていたこと:色々なジャンルの小説を読むのが好きでした。 |
4限目 2025年10月4日(土) 13時45分 〜 14時30分
薬学と人工知能 ー新たな創薬で病を滅すー
奥野 恭史 部門長
(理化学研究所 R-CCS HPC/AI駆動型医薬プラットフォーム部門、京都大学大学院医学研究科ビッグデータ医科学分野 教授)
今もなお、治療法が見つかっていない病気や、より良い薬を必要としている人がたくさんいます。しかし、薬の開発には多くの時間や費用、そして多くの研究者たちの努力が必要であり、その道のりは決して簡単ではありません。こうした中、近年では人工知能(AI)を活用し、効率的に薬を見つけ出す「創薬 AI」が注目されています。本講義では、私たちが開発をした創薬 AI デモツールを用いて、AI が薬づくりにどのように役立つのかなど、「創薬 AI」について解説します。
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奥野部門長はこんな人! 中学生・高校生の頃ハマっていたこと:野球などスポーツ |
5限目 2025年10月4日(土) 14時30分 〜 15時15分
腹八分目の生物学
小幡 史明 チームディレクター
(理化学研究所 BDR 栄養応答研究チーム)
お腹いっぱい食べたい。そんな欲求とは裏腹に、食べ過ぎは健康を損なう。腹八分目はなぜ健康に良いのか、何をどう食べると老化が抑制できるのか、そんなことをハエで研究する「腹八分目」の生物学 ( 岩波書店 ) の著者が、最先端の栄養研究を紹介します。
*授業終了後小幡チームディレクターの著書「腹八分目の生物学」へのサイン会を実施します
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小幡チームディレクターはこんな人! 中高生の頃憧れていた人:SOPHIA のボーカル松岡充 |
受講方法

で受講する
下記 URL から事前登録をしてください。
申込み URL:理化学研究所 一般公開in神戸
会場:理化学研究所 神戸地区 東エリア 融合連携イノベーション推進棟6階
対象:だれでも
このイベントについて
主催:理化学研究所 生命機能科学研究センター、計算科学研究センター
お問い合わせ:理化学研究所 生命機能科学研究センター Email:riken-special@ml.riken.jp
