研究計画
2016/08/31 / KOBE-IRB-16-28 / オプトアウト
疲労と感情認知の関連機序研究
試料・情報の利用目的(他機関への提供方法)/研究の意義及び目的
慢性疲労症候群とうつ病や不安障害が高率に併存することから、これらの間には関連があることが予想されていますが、その根底にどのような機序があるのかは明らかになっていません。本研究ではうつ病や不安障害の発症に関わるとされる感情認知の変容に注目し,疲労が感情認知に及ぼす影響を検証します。これを明らかにすることによって、各疾患の病態機序の解明の手がかりや発症の予防に繋がる方策を見出すことを目指します。
試料・情報の利用方法(他機関への提供方法)/研究方法
本研究で取得したデータは匿名化され、専用の統計解析ソフト・画像解析ソフトを用いて解析を行います。そこから得られた研究結果は、学会や論文等に公表され得ますが、この際にも個人が特定されないようプライバシーに配慮し取り扱います。
試料・情報の利用方法/入手するヒト由来試料等
種類 | 採取機関 |
質問票 | 理研、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター |
脈波・心電図 | 理研、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター |
認知課題成績 | 理研、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター |
MR画像 | 理研 |
利用する者の範囲/共同研究機関名・利用目的
- 共同研究機関名:大阪市立大学
- 利用目的・役割・分担:被験者の募集、ヒト由来試料/情報の採取/測定
利用する者の範囲/共同研究機関以外の外部への提供・利用目的
なし
他研究計画における情報の利用
なし
試料・情報の管理責任者氏名等/研究実施責任者所属・氏名・職名
ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム・水野 敬・上級研究員
研究対象者が識別される資料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止 /同意の撤回があった場合の対処方法
随時同意撤回を可能とし、試験協力拒否・同意撤回により不利益を受けないものとする。同意撤回後は、直ちに収集データを廃棄する。ただし論文等で既に研究成果が公表されている場合は廃棄できないこととする。
研究対象者等の求めを受け付ける方/連絡先
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム 水野 敬
Tel: 078-304-7124 Fax: 078-304-7126, e-mail keimizuno[at]riken.jp
Emailでお問い合わせ等の際には[at]は@に置き換えてください