研究計画

更新日(承認日)/承認番号/公開orオプトアウト

2017/08/21 / Kobe2 2015-01(4) / オプトアウト

研究課題名

脳画像データ活用による製品・サービスの評価基準の構築

 

試料・情報の利用目的(他機関への提供方法)/研究の意義及び目的   ※以下、下線部:変更箇所

本研究ではfMRIを活用した脳活動の測定及び疲労やQOLに関する質問紙調査を通じて,ヒトが健康である状態や快適さを感じている際の脳科学的な評価基準を構築し、将来的には健康や快適さを提供する製品やサービスの開発など産業への応用を目指して研究を行います。

試料・情報の利用方法(他機関への提供方法)/研究方法

本研究では18歳以上の健常者を対象に質問票、自律神経機能、認知機能、MRI画像の測定を行います。取得したデータは匿名化され,専用の統計解析ソフト、画像解析ソフトを用いて解析を行います。そこから得られた研究結果は、学会や論文等に公表され得ます。この際にも個人が特定されないようプライバシーに配慮し取り扱います。

 本研究を通じて取得した質問票、自律神経機能検査、認知機能検査、MRI脳画像のデータは匿名化された後、ImPACTプログラムと一般社団法人ブレインインパクトおよびリサーチコンプレックスの監督のもとセキュリティ対策を厳重に施されたデータサーバー上に期限を設けずに保管されます。当該プログラムが終了した後は、データサーバーの管理・運営を引き継ぐプログラム又は機関によって継続して保管します。保管されたデータは研究機関または企業の研究開発に利用され、その際には一切の個人情報を含まず、プライバシーは厳重に保護されます。

試料・情報の利用方法/入手するヒト由来試料等

種類 採取機関
MR画像 理研の研究実施者が理研CLSTのMR装置を用いて測定する。
質問票 理研の研究実施者が測定する。
認知機能検査 理研の研究実施者が測定する。
自律神経機能検査
(脈波・心電図計測)
理研の研究実施者が測定する。
身体計測(身長・体重・体組成・血圧・筋力) 理研の研究実施者が測定する。

利用する者の範囲/共同研究機関名・利用目的

機関名:内閣府
利用目的・役割・分担:被験者の募集、ヒト由来試料/情報の分析/解析

ImPACT Programについてはこちらから

利用する者の範囲/共同研究機関以外の外部への提供・利用目的

試料名/情報名:MRI画像,質問票データ,自律神経データ,認知機能データ,身体計測データ(ただし,ImPACTプログラム及び一般社団法人ブレンインパクト,並びにリサーチコンプレックスの許諾する内容に限定することがある)
提供先機関名:リサーチコンプレックス参画企業
利用目的・役割・分担:リサーチコンプレックスでは収集したデータをもとに同プログラムの目指す「個別健康の最大化」に資する製品やサービスの開発をするため,本研究で収集したデータをリサーチコンプレックス参画企業が利活用するため

利用する者の範囲/試料・情報の収集・分譲を行う機関への提供

試料名/情報名:MRI画像,質問票データ,自律神経データ,認知機能データ(ただし,ImPACTプログラム及び一般社団法人ブレンインパクト,並びにリサーチコンプレックスの許諾する内容に限定することがある)
提供先機関名:内閣府 革新的研究開発推進(ImPACT)プログラム,一般社団法人ブレインインパクト

他研究計画における情報の利用

Kobe2-2017-03 「多施設MRI画像解析技術・開発研究」

Kobe2-2017-04(3) 「個別健康最大化のための健康指標開発研究」

試料・情報の管理責任者氏名等/研究実施責任者所属・氏名・職名

ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム・渡邊 恭良・チームリーダー

研究対象者が識別される資料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止/同意の撤回があった場合の対処方法

随時同意撤回を可能とし、試験協力拒否・同意撤回により不利益を受けないものとする。同意撤回後は、直ちに試料及び収集データを廃棄する。ただし論文等で既に研究成果が公表されている場合は廃棄できないこととする。

研究対象者等の求めを受け付ける方/連絡先

理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム/健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス 健康計測解析チーム 水野 敬
Tel: 078-304-7124 Fax: 078-304-7126, e-mail keimizuno[at]riken.jp
Emailでお問い合わせ等の際には[at]は@に置き換えてください

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