研究計画
2017/07/04 / Kobe1 2016-09(2) / オプトアウト
小児・思春期の飲料摂取による抗疲労効果の検証
試料・情報の利用目的(他機関への提供方法)/研究の意義及び目的
本研究では、小中学生を対象に、パソコンを用いた認知課題の連続作業中に飲料を摂取することで、「疲れにくさ」や「集中力と意欲の持続」等の抗疲労効果が得られるかについて、心理生理学的手法を用いて検証することを目的とする。
試料・情報の利用方法(他機関への提供方法)/研究方法
本研究の結果は、公開データベースに登録し、国内・国外の学会および学術誌における発表に利用される。公表にあたっては、個人が特定されないようIDを付すなどして個人情報保護に最大限配慮する。また、本研究で得られた結果は、リサーチコンプレックスの監督のもと、完全に匿名化された状態で、本研究の共同研究機関およびリサーチコンプレックスに参画する大学、研究機関または企業などの研究開発に利用される。
なお、あらかじめ同意を得ている範囲を超えて、新たな目的に本研究の結果を用いる場合は、改めてその研究計画を倫理委員会に諮るとともに、参加者の同意を得たうえで利用する。ただし、転居等により参加者への連絡が不可能となった場合は、当所ホームページ等に新たな利用方法と同意撤回の方法を掲示し、同意撤回の連絡がない場合は、一定期間ののちに利用する。
試料・情報の利用方法/入手するヒト由来試料等
種類 | 採取機関 |
質問票 | 理研の研究実施者が測定する。 |
自律神経機能検査 | 理研の研究実施者が実施する。 |
認知機能検査 | 理研の研究実施者が実施する。 |
疲労負荷 | 理研の研究実施者が実施する。 |
利用する者の範囲/共同研究機関名・利用目的
- 機関名:非公開
- 利用目的・役割・分担:試験飲料の準備及び管理
利用する者の範囲/共同研究機関以外の外部への提供・利用目的
- 試料名:質問票データ、自律神経機能検査データ、認知機能検査データ、疲労負荷データ
- 提供先機関名:リサーチコンプレックス参画企業
- 利用目的・役割・分担:リサーチコンプレックスでは収集したデータをもとに同プログラムの目指す「個別健康の最大化」に資する製品やサービスの開発をするため、本研究で収集したデータをリサーチコンプレックス参画企業が利活用するため
他研究計画における情報の利用
Kobe2-2017-04 「個別健康最大化のための健康指標開発研究」
試料・情報の管理責任者氏名等/研究実施責任者所属・氏名・職名
ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム・水野 敬・上級研究員
研究対象者が識別される資料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止/同意の撤回があった場合の対処方法
随時同意撤回を可能とし、試験協力拒否・同意撤回により不利益を受けないものとする。同意撤回後は、直ちに試料及び収集データを廃棄する。ただし論文等で既に研究成果が公表されている場合は廃棄できないこととする。
研究対象者等の求めを受け付ける方/連絡先
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チーム 水野 敬
Tel: 078-304-7124 Fax: 078-304-7126, e-mail keimizuno[at]riken.jp
Emailでお問い合わせ等の際には[at]は@に置き換えてください